仕事に復帰して約4年後(H28年,5月)一年に一度のCT検査を受ける事になったのですが仕事が少し忙しくて1ヶ月遅らせて貰う事に。
1ヶ月後の6月、CT検査
肝臓にいくつかの癌らしき影が見付かる。
他の臓器にもあるかもしれないから大きい病院でPET検査を受ける様に言われ仕事の関係もあり締切が終わってからの5日後で予約を取って貰う。
お会計を待っている間、『私、どうなるんだろう?!』って不安になって涙が零れ落ちた。
こんな所で泣いてる場合ではない!
気を取り直してしっかりせねば!
仕事の途中で抜けて病院に行かせて貰ったので会社に戻り上司に報告。
締切とか言ってる場合じゃない!と叱られる😰
PET検査をもっと早く受けられないかまた病院に連絡をするが5日後しか無理との事。
田舎なのでPET検査が出来る病院があまりなくてたまたまその検査をしている病院に職場仲間のご主人が勤務されてるとかで連絡を取ってくれて2日後で予約が取れる。
2日後、人生初のPET検査。
CT検査とは違い厳重体制で時間も2時間半ほどかかりました。
検査が終わったらその場で結果を言ってくれるのかと思ったら紹介で検査を受けたからと結果は郵送でいつもの病院へ送られるとの事。
結果はまた5日後。
娘が仕事が休みだからと一緒に来てくれた。
肝臓の半分と坐骨(左)に癌の転移があるとの事。
『すぐに治療を始めましょう』と言われたのですがセカンド・オピニオンを希望しました。
その時はまだセカンド・オピニオンとはどういうものか全然知らずに簡単に思っていました。
セカンド・オピニオンは別の病院へセカンド・オピニオン費用として3万ほど支払い、こう言う治療方法があります!と情報を聞くだけで元の病院へ戻るという事でした。
別の病院で治療をしたいのならば始めからセカンド・オピニオンにせずに転院します!と言った方がいいと教えて頂きました。
乳腺専門の病院だったので別の臓器に転移してる事で不安もあり大きい病院へ転院希望を出しました。
乳腺専門医から大きい病院への転院の紹介状と予約を取って頂き1週間後、大きい病院へ。
乳腺専門での診断と少し違い肝臓の半分程と聞いていたのですがいくつか点在しているとの事。
転移が見付かった時点で『ステージ4』
手術が出来ないので1週間後から抗がん剤(ドセタキセル&ハーセプチン&パージェタ)を開始する事になりました。
ドセタキセルは3週間毎に1回で計6回。
ハーセプチン&パージェタは終わりの見えない治療に。
乳癌の時より抗がん剤の量も多いので2回目までに脱毛するのでウィッグを早目に用意しておいた方がいいとの事でした。
脱毛するのであればと肩まであった髪をショートボブに短くして初回の抗がん剤に備えました。