こんばんは
今日は、これまでの記事に一度だけ登場したお姑さんの話です。
今から7年前、私が乳癌に罹患してからお姑さんを家で看る事が出来なくなったので施設を転々としてもらっている中、幾度も入退院を繰り返し3年前には肺炎で4ヶ月程の入院をされる事に。
高齢になってからの永い入院生活で自力で歩けなくなり介護2から介護4になってしまわれました。
ちょうどその時は私も癌の転移が見付かり抗がん剤治療中だったので義姉さんにお姑さんのお世話をお願いしました。
10ヶ月程会わない間に認知症が進んだ事もあって私の事が誰か分からなくなっておられました。
会いに行くと以前は、とても喜んでおられたのに忘れられるってとっても寂しいですね。
名前を言っても駄目なので『◯◯の嫁さんやで!』って言うとようやく分かって貰えて笑顔に…☺️
でも、5分も経たない間にまた忘れられて…😅
でも不思議な事に喋っている私の事は誰か分からなくても『お母さんが送り迎えしてくれてるんです』って私の事を言われるんです。
施設のヘルパーさんから『いつもお嫁さんの話をされるんですよ!』と聞かされました。
私の病気のせいで施設に入れられてるのにこんなに惚けても愚痴も溢さずに感謝を口に出来るって凄い人だなあって…涙が零れました。
私は病気してからは自分優先で過ごしているのに…😱
私も惚けてからでも人に感謝が言える人で在りたいなぁと…。
人生まだまだ最後の最後まで勉強だなぁってお姑さんに教えられました。
今日、最後は子供達が買ってきたお土産がお仏壇に供えてあったのでその写真を一枚
(そんな子供達にも感謝)